初めまして、社長日記始めました。
株式会社西垣 3代目社長 西垣祐希と申します。
私の祖父が創業した会社で、今年で法人設立から53期を迎えることができました。
2000年頃までは国内OEM生産がまだまだ活況で弊社も大きく成長できましたが、それから約20年が経ちすべてにおいて多様な世の中へと変化していき、今もすごいスピードで変化し続けております。
最近の大きな変化のきっかけとして新型コロナウイルスがすごく影響してます。
弊社もコロナショックによる影響は例外ではなく、注文が減少して生産するものがなく機械が止まると同時に人員にも余剰がでてしまう状況が数か月続きました。
暇な工場を毎日見るのは本当に辛いですね。
そんな最中の2021年10月に代表交代をしました。どんなタイミングやねんと思いましたが、事前に動いていた部分がありましたので、社長就任の運びとなりました。
お陰様で今はなんとか状況も回復はしてきましたし、有事を持ちこたえることができた会社であることは事実ですので、先代と従業員の方々には感謝してます。
と同時に自分が社長となって今後の会社をどうしていきたいかと真剣に考えるきっかけとなりました 。
その一つが自社ブランドの設立です。
ちょっと暑苦しい話になりますが、、
弊社はOEM事業に特化してきた会社で、今後も永続的に取り組む事業ですが、生産効率を重視するがあまり、開発・提案という本来のメーカー機能が希薄となり、組織が受け身になってしまいました。これだけ変化が激しい世の中に対して今の会社組織では現状維持すら厳しいと肌で感じてます。
自分自身、工場畑の人間で、靴下製造が好きです。この’’好き’’を今後も続ける為にも、自社ブランド設立することで開発・提案機能を強くして、’’提案型のOEM事業’’と’’自社ブランド事業’’で社会の一員になれるよう頑張りたいと思います。
新たな取り組みになりますので、どうか温かい目で見守っていただければ幸いで御座います