良いお年を!!
皆様はおかわりございませんでしょうか。
我が社は明日28日をもって年内最後の出勤日になります。
我が社の最終日は、いつも15時に仕事を終えてそのあとは忘年会等の行事ごとを執り行い、長期休暇に入ります。
いつも近所の居酒屋の2階で忘年会をしておりましたが、部屋が2つに分かれるため今年は会社の食堂でやろうという事になりました。
デザートやちょっとしたビンゴ大会なんかを考えていただいたみたいで、幹事さんは大変だったことでしょう。改めてご苦労様でした。
先日、高校の同級生と忘年会がてら飲み歩きしていた時、とある串カツ屋さんにいったときに感じたことをお話させていただきます。
私は、LDLコレステロール値が高く、医者からこう言われてます。
「西垣さんも付き合いなんかもあると思いますので、どうしても揚げ物を食べないといけない時は、衣を剥がして食べるようにしてくださいねぇ~~。そうしないと脳卒中で倒れますからね~~。そうなったら従業員さんもご家族の方も困るでしょ~~」
かかりつけ医は少々クセの強い先生でして。。
真面目な性格の私は医者から言われたことは必ずまもります。
そんな私が串カツ屋さんに行くと
「串カツ屋に来といて、こんなこというのは本当に申し訳ないのですが、うずらの串揚げ3本のうち、1本は素揚げにしていただけないでしょうか。」
出てきた品が表紙の写真になります。
ここで本題に入ります。
その串カツ屋さんは難波などの観光地で、幅広く観光客相手に商売をされているので、ウズラとコロモの割合は3:7ぐらいで原価率をさげているのでしょう。
そのかわり好立地にそこそこの席数の店を構え、注文されれば90秒以内に提供し、常にお客さんを受け入れれる体制ができております。
要はコロモは薄くて軽いほうがいいという世界感で戦っていないのではないでしょうか。
ウズラ8:コロモ2 が良いというお客さんは、そういうお店を探して食べにいくでしょう。
でもその店はどこにでもあるわけではなく、並んで待ったりしないと食べれないかもしれません。
なにが言いたいかといいますと、商品やサービスを個人に提供する立場になると、プライベートでうずらの串揚げを食べている時でさえ、商品の価値について考えてしまっている自分がいたということです。
この1年自社ブランドやECショップの立ち上げで今までに感じた事や考えた事のない事ばかりに出くわし、とにかく激動の1年でした。
糸から機械のデータ作成や調整を経て、最終製品まで自分たちの手で作った商品が初めて売れて、商品を出荷した時は本当に嬉しかったです。
その方は京都在住の方で翌月に同じ商品を1枚ご購入いただき、その2か月後にも同じく2枚ご購入いただきました。
この感覚は一生忘れることがないでしょう。それくらい嬉しかったですね。
しかしその後も順調に売り上げが伸びていくわけでもなく、売ることの厳しさを痛感しました。
本当に目標の数字を達成できるのか。それまであと何年かかるのかという不安は常に付きまといます。
新しく何かに挑戦するという事は、絶対にこんなもんです。
早く小難しいことを考えず、うずらの串揚げを食べれる日がくるといいですね。笑
最後になりましたが、くれぐれも
本件は串カツのコロモの多さを指摘する意図は全く御座いません。
串カツの件は例え話です。
が、今思えば、
串カツ屋さんに行って、コロモなしの素揚げにして下さい。
という要求は、
道行く人に急に服を脱いでいただけますか。
とお願いしているくらいの無理難題ですね。
本当に失礼な話で猛省しております。
とまあ今回もふざけた話でしたが、ふざけた中にも本音を織り交ぜるのが私のスタイルという事は皆さんご理解いただけたところで、本年の〆とさせていただきます。
皆様におかれまして良い年末年始となることをココロからお祈り申し上げます。
では、良いお年を!!